The really happy person is one who can enjoy the scenery on a detour.

2007'07.07.Sat

Drunken Birthday
6月23日(土): Leedsでのウィークエンド

スタートで悪運を使い果たしたか(笑)、その後のドライブは順調そのもの。ラジオからは引っ切り無しに「ホリデイシーズンだって言うのに、何だろうねぇこの天気は」なんて、DJのぼやきが聞こえるけれど、スコールの合間を縫うように…と言うか、スコールとスコールを繋ぐように…と言うか、晴れ→雨→晴れ→雨を何度となく繰り返して、北上すること約5時間。
ハリー
モーターウェイのサインにも徐々にリーズが出るようになって、すっかり血の巡りの悪くなった足を不快に感じつつも、「あと○マイル…」なんてカウントダウンを始める。クローイさんも、真っ青な顔をしながらも、なんとか持ちこたえとる。

そしてモーターウェイを下りると、そこには私の"北部" のイメージからはかけ離れた、整然とした住宅地が広がっとった。一昔前の「新興住宅地」を彷彿とさせるような。
ジャンクションからは、我が家で唯一計画性のあるアレックスが事前に調べとったルートに従って、ニックのおうちへ。通り過ぎない様に、みんなで窓の外に目を凝らしながら。

教わったストリート。教わった番地。


アレックス: ここだね。
着いた…。 5時間のドライブ、これにて終了。…とそこに、ニックが駆け出して来た。あらら、ニコニコ顔しちゃってぇ〜。これで遥々来た甲斐があるっちゅーもんじゃ。ってか窮屈さに耐えた甲斐があるっちゅーもんじゃ。ヨシヨシ(●´∀)ノ”

そして夕方。ディナーを済ませたら、いよいよ戦闘開始。

今夜のミッション: ニックの肝臓を破壊せよ。

21歳のバースデーと言えば、そりゃーもう騒ぎまくって飲みまくるっちゅーのが、もっぱら一般的な(?)祝い方なわけで。更には、お酒をこよなく愛するニックに、猛烈な二日酔い以上のプレゼントがあろうか。まぁ、この日は正確にはお誕生日イブ。つまり、飲み過ぎたらヤツはお誕生日当日に苦しんでしまうと。…ま、そんなんお誕生さん含め、誰も気にしとらんけど(笑)

で、まずは近場のパブ通りへ。1杯飲んでは隣のパブ。そして1杯飲んでは、今度は向かいのパブっちゅー具合に、この日もとことんハシゴ。
私は「いつものでしょ?」なんてパイント(ビール)を。
ケースティーとクローイさんは、「飲みきれない〜」なんて有り得ないフェイントを使って、ボトルに残る大量のワインを。
ハリーはどっかへ消えたかと思いきや、いつも通りショットを仕入れて来る。
ちゃんぽん、ちゃんぽん。とことんちゃんぽん。各々が各々の役割をきっちりこなして、ニック崩落に向けてチームワークもバッチリどぇす。

そして空が暗くなってきたら、今度はタクシーに乗ってCity Centreへ。右も左もわからぬ街で、ニックの背中を追っかけて、次から次へとパブを回る。土曜日のリーズ、ってか土曜日じゃなくてもあぁなん? 人、人、人、人…。ウェールズから、ましてや長期休暇中のスウォンジーからやって来たうちら、ちょっと戸惑った(笑) 「着いて来てる?」なんてお互い確認しながら、終いには手を繋いで歩く(笑)

それでも我が家のバスターこと、ハリー。個人プレーも冴えとった。何処からともなくお酒を仕入れては、飲ませる、飲ませる。もはやニックだけに留まらず、全員を潰す勢いで(苦笑)

そして時計の針が12時を指す頃、うちらはR&Bバーっちゅー、ちょーっと背伸びした感のある場所におりました。
お誕生さんけい: 今何時!?
ケースティー: もう、けいは〜。何回聞くつもりー?
けい: 違うの、違うの、ニックのバースデーをカウントダウンしたいの!
アレックス: あと5分だよ。



けい: あと何分!?
アレックス: あと1分。



10・9・8・7・6・5・4・3・2・1・

Happy Birthday!!!

なんかニックじゃなくって、私の方がうるっときちった。
ニックの21歳のバースデー。一生のうちでもそう何度とない、大事な大事な節目のバースデー。うちらみーんな一緒にいるじゃんか。
いいな。なんかいいな、こういうのって。



2007'07.07.Sat

トラブル発生
6月23日(土): Leedsでのウィークエンド

リーズへの出発前夜、バタバタ続いとったパッキングもようやく一段落。翌日の長時間ドライブに備えて…って言っても、もちろん運転はアレックスなんだけど(笑)、アレでしょ?ともだちが真剣に運転してくれてる後ろで寝るわけにもいかんでしょ? …と思って、ダンボール箱とスーツケースのみになった部屋で、早々に眠りに就く。

そして翌朝。慌しく準備を済ませるや、さっさと車に乗り込む。もう何度も言っとるけど、5人で乗るにはちっこいアレックスの車。助手席をハリーに譲って、後部座席にはガールズチームが3人。

枕しかも今回はひとりひとつ、枕を抱えて。つまりは、ただでさえ限られたスペースに、更に枕が5つ。…と言うのもね、今回のリーズ、もちろん滞在はニックの実家。そうするとやっぱり雑魚寝なわけで。そん中で、出来る限りの安眠を確保しようとした結果、「寝袋&枕を持参」に行き着いたんよ。

ほいでもって、酔いやすいクローイさんの為の大量の水、トランクに入りきらなかった荷物、女子チームのハンドバッグ、おやつ…なんて、助手席で涼しい顔をしとるハリーとは裏腹に、女子チームは…と言うと、ぎゅうぎゅう。

そんなこんなで、その先の快適なドライブに疑問を抱きつつも、「けいが起きれるかどうか…」なんて、私の起床能力ギリギリのライン上で練られた当初の計画通り、9時半にはスウォンジーを出発。順調なロードトリップのはじまりに、もうねぇ、私のテンションもロケット。夜のパーティーを考えると、早く着かないかな、早く着かないかな、なんて頭ん中はリーズのことでいっぱい。

が、それを知ってか知らずか、最初のコーナーを曲がったところで、 ギギ ギギギーっ
どこからともなく…って言うにしてはあまりにも大きな音が、無視しようもないくらい近くで響く。ちょっと走ってはギギギっ、またちょっと走ってはギギギっ。

ええ。順調だったのは出発するまで。あまりのうるささに一旦スーパーの駐車場に車を停めて、音の原因を解決しようと男子チームが車の後ろに回る。なんでも、右側後輪あたりのボディの凹みが原因だとな。いつだったか、うちの前のパーキングスペースで、おそらくは(…って言っても確実に)大型バンに当てられたときの。修理費が出せず、すっかりそのまま放置だったんだけど、それがうちらの重さでタイヤにもろに乗かっちゃって、擦れとると。そんな感じ。

で、出来るだけそっち側に重さがいかないよう、トランクを開けて荷物を詰め直すことにしたんよ。軽い荷物は右側へ、重い荷物は左側へ。更にはガールズチームは体重の軽い順に右側から座る、と。

が、再び走り出したところで、ギギギーっ。しかもスピードを上げれば上げるほど、間隔は狭まってギギっギギっギギっ。 …もはや一向に止む気配ナシ。それでもやっぱりリーズへの逸る気持ちがあって、なんとなーくみんな音を無視しようとし続けたんだけど(笑)、走ること20分。「やっぱダメだ。」ドライバー、アレックス、いきなりUターン。そして10時半、スウォンジーの自宅に到着。

ハンドブレーキが引かれるや、またも右側後方に回りこんで、今度はみんなで問題の部分をチェック。 …ひぇぇーっ!たっタイヤ、もろに削れてますけど!!(汗) えー。 ってか、あのまま走り続けてたらどうなってたことか… グッジョブ、アレックス!!

修理中?ひとまず荷物を全部下ろして、家の中に入れる。するとアレックス、どっからかハンマーを持って登場。そして、内側からガンガン叩くっちゅー荒業に出よった。ちょっとずつ… 確かにちょっとずつ元に戻ってきては…いる。荒業とは言いつつも、ホントにギリギリ肉眼でわかるぐらいのビミョーさで(笑) 

するとそこにケースティーの父ちゃんがやって来たんよ。この日はね、うちらと入れ違いで、おうちの修築に来てたんよー。らっ…ラッキー。仕事柄、ケースティーの父ちゃんが助けてくれるのはもはや間違いナシ。

まず、トランクからジャッキを取り出して車を持ち上げるでしょ。そこで、車の下にケースティーの父ちゃん私物のレンガを入れてジャッキを抜き取る。そして今度は凹んだ部分にジャッキを入れて、それを上げることによって凹みを内側から押し戻させると、そんな作戦。 …すると、見る見るボディが元通りに膨らんでいくんよ。 
ビバ、ジャッキ。ビバ!ケースティーの父ちゃん!!

と、ここでさっそくお誕生さんに電話。出発のコールをしたかと思いきや、車のトラブル、スウォンジー帰還と、ヤツもさぞかし気を揉んでいたことでしょう。ヤツにも修理完了を知らせんとね、うんうん。

が、クローイ: もしもし、ニック?車ね、ダメみたい。今日リーズに行けないや。
こっこの人は!!ニックがどれだけ楽しみにしていたか知っとるのに! 鬼か…??

ニック: オゥ…
クローイ: ジョークだよ!ひゃっひゃっひゃっひゃっひゃ
…。

再び荷物を積んで、出発。11時20分。
そんな順調とはあまりにも遠い滑り出し。