The really happy person is one who can enjoy the scenery on a detour.
2007'05.20.Sun
目が覚めて、時計を見る。11時過ぎ。
…遅く起きても何にも困らない。あぁ、終わったんだなぁ…。
昨日ね、結局ラッキーワインは飲まなかったんよ。前日も、当日になっても、前回みたいに緊張でガチガチってことはなくって、むしろ直前になっても全然実感が湧かなかった。
次々とレクチャールームに入ってくる人たち。講義室があっと言う間に満員になって…、それでもやっぱり「これで終わる」なんて感じなかったなぁ…。喋り出すと案の定足がガクガク震えて、スピーカーから聞こえる自分の声に初めて事態を悟ったんだけど(苦笑)
プレゼンはっちゅーと、少年兵っちゅーショッキングな課題だったのもあって、聴衆のリアクションががっつり感じられて、すっごくエキサイティングだった。身を乗り出すようにして耳を傾けてくれている人たち。喋りながら見渡すと、真剣にみつめてくれてくれてる人たちと目が合う。終わったときの拍手は、うちらの努力が報われた瞬間だったなぁ。
(写真:昼間っから学部総動員で飲む、飲む。もちろん教授も一緒になって。ちなみに手前の教授は、私の卒論のアドバイザー。)
学部生間投票の結果は、残念ながら4位。やっぱり1位じゃなかったのは悔しかったけど、「うちらはうちらのベストを尽くしたよね。」「それでもうちのグループがベストよ!」なんて、メンバーそれぞれが満足感を口にする。モチベーションが低いときも、レポートの提出前に不穏な空気になったときも、うんうん。うちら頑張ったよ。
ちなみに、1位はウワサのSpace race のグループ。後になって、教授が「スターウォーズのビデオを見せたら、学部生の投票は得られるかもしれない。けど、プレゼンはエンターテイメントじゃない。学部が期待しているのはアカデミックなプレゼンなんだよ。どれだけ政治学的な見地に立っていて、筋が通っていて、尚且つきちんとしたリサーチに裏打ちされているか。だから投票の結果は必ずしも科目の評価とは一致しないんだ。」なんてコッショーリうちらに語ってくれたけど、
そう。そこのバランスが最後にもめた理由だった。1位にこだわってとことんfun(楽しさ)を追求するか、それともあくまでも学問として、シンプルに真っ向から取り組むか。結局両方のバランスと取りつつも、うちらは後者にこだわった。1位になることを諦めたわけじゃなかったけど、票よりももっと欲しいものがある。
うちらが今回のプレゼンでテーマに据えたのは、少年兵のステレオタイプ。少年兵ってとかくアフリカの問題で、誘拐された少年が銃を持たされて暴力を強制されている…って考えられがちでしょ。特にメディアが少しでもショッキングな報道をしようとするから。けど、必ずしもそうじゃない。(詳しくはまた後日書く予定どぇす。)
そんな少年兵に対する偏見から生まれる問題点を提起すること、それが課題だったんよ。だから 「今日のうちらのプレゼンを見た人が、これから先ニュースなんかで少年兵を見ても、それが必ずしも真実ではないってことを思い出してくれたら…1位を取ることよりもそっちの方が重要」だし、だからこそプレゼンが終わった後、メンバーを捕まえては質問をぶつけてきてくれる人たちが嬉しかった。

(左から)ヘレン・ジェニー・チャーリー・フィル・けい・ルウェリン・ルーシー
その後は打ち上げ。誰が始めたわけではないけど、順々にそれぞれのメンバーの努力を讃え合う。「けいは、いちばん正確にパートをこなしてくれた。」「けいは、いつもメンバー間の緊張を和らげてくれた。」「いつも落ち着いていたけど、けいにだって口には出さない辛さがきっとあったんだよね。」
もちろん私にだって、しんどいこともたくさんあった。みんな気が強いから、それぞれがそれぞれに主張して、思い通りにいかないと当り散らしたりして。私は元々良くも悪くも不満や不安を口に出せるタイプじゃないから、ずーっと溜め込んでた。対立を恐れたわけじゃなかったけど、少なくとも他のメンバー間の緊張は感じてきたし。もちろん良いパフォーマンスの為にどうしても必要なことは言ったけど、口に出さないことは多かった。
だから私が、思っていることを言わないヤツなんじゃなくて、「耐えてた」ことに気づいてくれてたメンバーが素直に嬉しかった。言われた瞬間、肩の力が抜けた気がして、思わず涙。今日は泣くつもりじゃなかったのにー!!なんて。もう、肩を抱いてくれる腕があったかいったらありゃしない。マスカラだって流れ落ちるくらい、思いっきり泣いた。
その後、お酒が進むにつれて話題は将来の夢からこれまでの旅先でのハプニング、恋愛まで一気に広がる。 すると、誰かが言った。
「ホントはこういうグループ研究以外の話も、ずっとみんなとしたかったんだ。」
「うちらプロジェクトを進めることに集中し過ぎて、お互い正直になれてなかったよね。」
「いいcolleagues(同僚)ではあったけど、いいfriends(ともだち)ではなかったかもしれないね。」
最終日、ようやく穏やかになれたど。 …ってか酔っ払い過ぎて、みんなエライことになっとるけど(笑) すげー、あのへレンが、あのフィルが…! もはや地獄絵。でも、やっぱこういうのがいい(笑)
そんなクレイジーな夜。
最後、うちまで送ってくれたルウェリンが言った。
「That's it. It's the end of RP. これでお終いだね。グループ研究も終わりだよ。」
うん。けどこれからはfriends として繋がっていけるよ、うちら。
…遅く起きても何にも困らない。あぁ、終わったんだなぁ…。
昨日ね、結局ラッキーワインは飲まなかったんよ。前日も、当日になっても、前回みたいに緊張でガチガチってことはなくって、むしろ直前になっても全然実感が湧かなかった。
次々とレクチャールームに入ってくる人たち。講義室があっと言う間に満員になって…、それでもやっぱり「これで終わる」なんて感じなかったなぁ…。喋り出すと案の定足がガクガク震えて、スピーカーから聞こえる自分の声に初めて事態を悟ったんだけど(苦笑)
プレゼンはっちゅーと、少年兵っちゅーショッキングな課題だったのもあって、聴衆のリアクションががっつり感じられて、すっごくエキサイティングだった。身を乗り出すようにして耳を傾けてくれている人たち。喋りながら見渡すと、真剣にみつめてくれてくれてる人たちと目が合う。終わったときの拍手は、うちらの努力が報われた瞬間だったなぁ。
(写真:昼間っから学部総動員で飲む、飲む。もちろん教授も一緒になって。ちなみに手前の教授は、私の卒論のアドバイザー。)学部生間投票の結果は、残念ながら4位。やっぱり1位じゃなかったのは悔しかったけど、「うちらはうちらのベストを尽くしたよね。」「それでもうちのグループがベストよ!」なんて、メンバーそれぞれが満足感を口にする。モチベーションが低いときも、レポートの提出前に不穏な空気になったときも、うんうん。うちら頑張ったよ。
ちなみに、1位はウワサのSpace race のグループ。後になって、教授が「スターウォーズのビデオを見せたら、学部生の投票は得られるかもしれない。けど、プレゼンはエンターテイメントじゃない。学部が期待しているのはアカデミックなプレゼンなんだよ。どれだけ政治学的な見地に立っていて、筋が通っていて、尚且つきちんとしたリサーチに裏打ちされているか。だから投票の結果は必ずしも科目の評価とは一致しないんだ。」なんてコッショーリうちらに語ってくれたけど、
そう。そこのバランスが最後にもめた理由だった。1位にこだわってとことんfun(楽しさ)を追求するか、それともあくまでも学問として、シンプルに真っ向から取り組むか。結局両方のバランスと取りつつも、うちらは後者にこだわった。1位になることを諦めたわけじゃなかったけど、票よりももっと欲しいものがある。
うちらが今回のプレゼンでテーマに据えたのは、少年兵のステレオタイプ。少年兵ってとかくアフリカの問題で、誘拐された少年が銃を持たされて暴力を強制されている…って考えられがちでしょ。特にメディアが少しでもショッキングな報道をしようとするから。けど、必ずしもそうじゃない。(詳しくはまた後日書く予定どぇす。)
そんな少年兵に対する偏見から生まれる問題点を提起すること、それが課題だったんよ。だから 「今日のうちらのプレゼンを見た人が、これから先ニュースなんかで少年兵を見ても、それが必ずしも真実ではないってことを思い出してくれたら…1位を取ることよりもそっちの方が重要」だし、だからこそプレゼンが終わった後、メンバーを捕まえては質問をぶつけてきてくれる人たちが嬉しかった。

(左から)ヘレン・ジェニー・チャーリー・フィル・けい・ルウェリン・ルーシー
その後は打ち上げ。誰が始めたわけではないけど、順々にそれぞれのメンバーの努力を讃え合う。「けいは、いちばん正確にパートをこなしてくれた。」「けいは、いつもメンバー間の緊張を和らげてくれた。」「いつも落ち着いていたけど、けいにだって口には出さない辛さがきっとあったんだよね。」
もちろん私にだって、しんどいこともたくさんあった。みんな気が強いから、それぞれがそれぞれに主張して、思い通りにいかないと当り散らしたりして。私は元々良くも悪くも不満や不安を口に出せるタイプじゃないから、ずーっと溜め込んでた。対立を恐れたわけじゃなかったけど、少なくとも他のメンバー間の緊張は感じてきたし。もちろん良いパフォーマンスの為にどうしても必要なことは言ったけど、口に出さないことは多かった。
だから私が、思っていることを言わないヤツなんじゃなくて、「耐えてた」ことに気づいてくれてたメンバーが素直に嬉しかった。言われた瞬間、肩の力が抜けた気がして、思わず涙。今日は泣くつもりじゃなかったのにー!!なんて。もう、肩を抱いてくれる腕があったかいったらありゃしない。マスカラだって流れ落ちるくらい、思いっきり泣いた。
その後、お酒が進むにつれて話題は将来の夢からこれまでの旅先でのハプニング、恋愛まで一気に広がる。 すると、誰かが言った。
「ホントはこういうグループ研究以外の話も、ずっとみんなとしたかったんだ。」
「うちらプロジェクトを進めることに集中し過ぎて、お互い正直になれてなかったよね。」
「いいcolleagues(同僚)ではあったけど、いいfriends(ともだち)ではなかったかもしれないね。」
最終日、ようやく穏やかになれたど。 …ってか酔っ払い過ぎて、みんなエライことになっとるけど(笑) すげー、あのへレンが、あのフィルが…! もはや地獄絵。でも、やっぱこういうのがいい(笑)
そんなクレイジーな夜。
最後、うちまで送ってくれたルウェリンが言った。
「That's it. It's the end of RP. これでお終いだね。グループ研究も終わりだよ。」
うん。けどこれからはfriends として繋がっていけるよ、うちら。
| HOME |

ブログランキングに参加中!おもしろいと感じる記事があったら、是非応援してくださいね。リンク先へ飛ぶだけで投票になります。
