The really happy person is one who can enjoy the scenery on a detour.
2006'10.19.Thu
こないだスーパーでゴーヤーをみつけまして。イギリスでゴーヤーなんて初めて見たもんだから嬉しくって、値札も見ずについ即買い。買い物カゴにポーン!とな。…が、レジに持って行くと
店員: これ何?
けい: …う?
自分とこの商品なのに名前を知らない店員に思わず目が点。で、その店員が両隣のレジの店員やお客さんに「これ何?」って聞くんだけど、だ〜れも知らんの。 …かと言う私も英語でゴーヤーを何て言うのか知らんから、誰か知ってる人が出てくるのを待つしかない。が、ほーんとに誰も知らんからラチが明かないんよ。
それを見て、店内放送で責任者を呼び出す店員。
店員: これ何?
責任者: それねぇ、さっき見たのよ〜。けど名前が思い出せない!
そんなやり取りを聞きながら、「売り場に行って名前見て来ようか〜?」なんて言おうかとも思ったけど、なんやらおもしろく感じてきたから現状放置。様子を見てたんよ。
店員: (レジ画面を見ながら)それらしい名前がふたつあるんだけど、どっち?
責任者: どっちも聞いたことない名前ねぇ…
で、結局責任者が名前を見に行くことに。後ろにはどんどん伸びていく列と、まだか、まだかって顔の他のお客さん。気まずい…気まずいぞ…。 そうして「あの…また今度買うからいいです…」って言おうと思ったところで、ようやくさっきの
責任者が戻って来たんだけど、なんやらkarela(「カルラ」みたいに発音するんよ。)って言うんだとな。(bitter melonとかも言うみたいねぇ。) いやはや、ゴーヤー1本買うにも四苦八苦よ〜、まったく。そして昨日!ゴーヤーチャンプルーを作ったんよ〜。日本だとカンタンなゴーヤーチャンプルーもこっちではまず豆腐作りから。
豆腐の素を水に溶かして混ぜ混ぜ。鍋を強火に掛けながら、焦がさないように素早く混ぜ混ぜ。うちには泡立て器がなかったから、しかたなくカプチーノ用のミキサーを使ったんだけど、空気が入り過ぎないように様子を見ながらスイッチを入れたり切ったり。一生懸命混ぜ続けて、煮立ってきたら弱火に。
そのまま3、4分混ぜたら、凝固剤を入れてソッコー型に流し込む。…って言ってもうちにはこれまた型もないからタッパーで代用ね。ホイルでフタをして待つこと20分、ちゃーんと固まったら水を張ったボールに落としておしまい。 どお?けっこうそれっぽいでしょ?次は肉の下ごしらえ。冷凍してた豚肉を解凍して、薄〜く切る。…って言うのもねぇ、こっちのスーパーにはバラ肉なんて置いてないんよ。だからステーキ肉を出来るだけ薄〜く切って包丁で叩く。そんでバラ肉っぽくするんよ。まぁ、うちにSPAMの缶詰があればラクチンだったんだけどねぇ。
ふぃ〜。ここまで来たらやっとこさチャンプルー作り。ピーマンが私のゲンコツ2個分のサイズのイギリスで、キュウリが私の肘下の腕くらいあるイギリスで、ゴーヤーだけはなぜかちっこい。言うなれば日本のキュウリサイズ。まぁ、ひとり分のチャンプルーを作るには持ってこいのサイズなんだけど。
下ごしらえが済んじゃえば、あとは炒めてお終い。もう、なんか…我ながらない物だらけのこのうちで、よくぞ頑張った!と称えてあげたい。マズイ米もおかずが美味けりゃ進む、進む。けどさ、20人いても誰一人ゴーヤーの名前を知らないイギリスで、これからもスーパーはゴーヤーを仕入れ続けてくれるだろうか??一時期の白菜のようにゴーヤーもスーパーから姿を消してしまうんじゃなかろうか…。これがイギリスで食べる最初で最後のゴーヤーかもしれん…。なんて考えると、ゴーヤーの存在に感謝ぜすにはいられません。ってかこれほどゴーヤーをありがたく思ったことはありません。

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