The really happy person is one who can enjoy the scenery on a detour.
2006'05.04.Thu
Belfast
ツアーが終わってもうちらの1日はまだ終わらん。大急ぎでご飯を作って食べて、またいそいそとお出掛け。…と言っても目の前のパブだけど。
この日は相方がこよなく愛するマンチェスター・ユナイテッドのゲームがあったんよ。で、いつもの様にパブ観戦。…なんて計画を立てていたものの、パブの外には「WATCH LIVE FOOTBALL HERE!!」なんて横断幕が掛かっていても、果たしてうちらの観たいマッチがやってるかわからん。ドキドキしつつも中に入って行くと…まず目に入って来たのは縦縞のユニフォーム。おぉ、これはバルセロナじゃあーりませんか!スペインリーグ…違〜う!…なんて諦めかけていたら、奥のスクリーンと更に奥のテレビにはマンUが!
まずは、さっそくビールをオーダー。すると店員、サーブしながら「どっちに賭けた?」 …。このパブね、ほんと常連しかいないような雰囲気なんよ。誰かがタバコを買ってくるとなぜかみんなに1本ずつ振舞って回るし(うちらも薦められたんよ(笑))、誰かが入ってくるとみんな握手。長老(ってうちらが勝手にあだ名を付けた(笑))が杖を付いてヨボヨボ歩いてくると、誰かがテーブルまでビールを持ってあげたり。みんな知り合いなんじゃね?なんて、ほんと不思議なパブなんよ。
で、うちらはそのパブに文字通りお邪魔して一生懸命試合を観てたんだけど、両チームとも無得点のまま前半終了。すると、ここでとあるおっさんが話し掛けてきたんよ。「フットボールを観てるのかい?」「楽しんでる?」「オレぁフットボールは大ッ嫌いだ。ハッハッハー」 …ガクッ。
そしていつも通りハーフタイムには相方のフットボール講座が開講…と思いきや、そのとき…!!とあるおっさんがリモコンを手に、チャンネルを替え始めたんよ。これには相方もビックリ。なぜ!?なぜ!?なんで“パブリック”・ハウスでアイツがチャンネル権を握っている…!?そして、画面に現れたのはバルセロナ戦。ムキーッ!!となりつつも、ハーフタイムが終わる頃には元に戻してくれるだろう…なんてそのときは事態を静観してたうちらだったけど、その後もヤツが再びチャンネルを替える気配はナシ。
で、仕方なく遠くのスクリーンで試合を観始めたんだけど、しばらくして相方の必死のアピールが通じたのか、見事うちらがチャンネル権を奪取。よかったよかった…なんて安堵しつつ、再びイスを動かしてテレビを観始めたんだけど…また。「2 minutes!!」「この試合に賭けてるんだ!」やらおっさんのアピールに根負けして、仕方なくにチャンネル権を譲る。
そしてマンU戦も試合終了に近づいた頃、バルセロナ戦が終わって再びチャンネルはマンU戦へ。自分達の観ていた試合が終わった途端、おっさん達、いやぁ〜ちょっかい出してくる、出してくる。「中国人?」なんてお決まりの会話に始まって、私の指輪に気付いたおっさん「君たちは結婚してるのかい?」 あんね、私おっさんにはモテんのよ。特にヨーロッパと西アジア系…なんて、おっさん限定なのが悲しいかな…。でね、ここで「うんにゃ」なんて答えようモンなら絶対絡まれる!と危機感を抱いた私は「うん。」なんてサラリと流そうとしたんよ。するとおっさん、目の前に座ってた別のおっさんを指差して「コイツがオレのパートナー」 …オォ、そうでしたか。
そしてやたらと「盛り上がってる?」なんて聞いてきて、ダンスを強要(笑) 嫌だ、嫌だ、絶対踊ってなるものか…!!で、今までの経験から編み出した一撃必殺のあしらい方。ほれ、ウィンクじゃ!…すると案の定おっさんたちデレデレ。…。で、フットボールの方は…と言うと、0−0のまま試合終了。相方を試合に集中させてあげようと、おっさん軍団の攻撃を一手に引き受けてた私はちょいと不完全燃焼。アァ…。
で、私はもう1杯ビールをオーダーしようと席を立つ。…と、おっさん軍団のひとりが、おいでおいでしてんのよ。で、渡されたのはくしゃくしゃの£5札。「これで買いな。」 …!おっさん…!!…いただきます(涙)
その後もおっさん軍団の攻撃にめげそうになりつつもビールを飲み干して、再び席を立つ。おっさん軍団にもう1度ビールのお礼を言って帰ろうとしたんよ。で、テーブルに近づいて行くと、もう熱い抱擁とキスの嵐。あっ、もちろん忘れちゃいけないのが「byおっさん」という事実ね。アァ…。相方もそこら辺のおっさんたちと握手、握手、握手。
すると「またおいで。」なんて言ってくれる、さっきのフットボールをこの上なく嫌うおっさん。けどね、うちら次の日にはベルファストを出る予定だったんよ。で、ちょっと名残惜しさを抱えつつそのことを伝えると、おっさん…「いつでも大歓迎だからね。今度はともだちも連れておいで。」
…聞いちゃいねぇ。
ありがとう、けどね、明日ベルファストを発つの…
すると、おっさん…「またおいで。いつでも大歓迎だから!」
またしても聞いちゃいねぇ。
そんなこんなで、また来る約束をしたのかしていないのかわからない内にお別れ。なんだか涙が出そうになって慌ててバイバイしたっけ。ありがとう、おっさん…知らない人とチャンネル権争いをするっちゅー貴重な経験を…ありがとう…
■追記
「のまど」をご覧のみなさん、もしベルファストへ出かけることがあったら…インターナショナル・ユースホステル前のTHE ROYAL、是非是非どうぞ〜。おっさんたちの熱い歓迎が待ってるはず。
ツアーが終わってもうちらの1日はまだ終わらん。大急ぎでご飯を作って食べて、またいそいそとお出掛け。…と言っても目の前のパブだけど。この日は相方がこよなく愛するマンチェスター・ユナイテッドのゲームがあったんよ。で、いつもの様にパブ観戦。…なんて計画を立てていたものの、パブの外には「WATCH LIVE FOOTBALL HERE!!」なんて横断幕が掛かっていても、果たしてうちらの観たいマッチがやってるかわからん。ドキドキしつつも中に入って行くと…まず目に入って来たのは縦縞のユニフォーム。おぉ、これはバルセロナじゃあーりませんか!スペインリーグ…違〜う!…なんて諦めかけていたら、奥のスクリーンと更に奥のテレビにはマンUが!
まずは、さっそくビールをオーダー。すると店員、サーブしながら「どっちに賭けた?」 …。このパブね、ほんと常連しかいないような雰囲気なんよ。誰かがタバコを買ってくるとなぜかみんなに1本ずつ振舞って回るし(うちらも薦められたんよ(笑))、誰かが入ってくるとみんな握手。長老(ってうちらが勝手にあだ名を付けた(笑))が杖を付いてヨボヨボ歩いてくると、誰かがテーブルまでビールを持ってあげたり。みんな知り合いなんじゃね?なんて、ほんと不思議なパブなんよ。
で、うちらはそのパブに文字通りお邪魔して一生懸命試合を観てたんだけど、両チームとも無得点のまま前半終了。すると、ここでとあるおっさんが話し掛けてきたんよ。「フットボールを観てるのかい?」「楽しんでる?」「オレぁフットボールは大ッ嫌いだ。ハッハッハー」 …ガクッ。
そしていつも通りハーフタイムには相方のフットボール講座が開講…と思いきや、そのとき…!!とあるおっさんがリモコンを手に、チャンネルを替え始めたんよ。これには相方もビックリ。なぜ!?なぜ!?なんで“パブリック”・ハウスでアイツがチャンネル権を握っている…!?そして、画面に現れたのはバルセロナ戦。ムキーッ!!となりつつも、ハーフタイムが終わる頃には元に戻してくれるだろう…なんてそのときは事態を静観してたうちらだったけど、その後もヤツが再びチャンネルを替える気配はナシ。
で、仕方なく遠くのスクリーンで試合を観始めたんだけど、しばらくして相方の必死のアピールが通じたのか、見事うちらがチャンネル権を奪取。よかったよかった…なんて安堵しつつ、再びイスを動かしてテレビを観始めたんだけど…また。「2 minutes!!」「この試合に賭けてるんだ!」やらおっさんのアピールに根負けして、仕方なくにチャンネル権を譲る。
そしてマンU戦も試合終了に近づいた頃、バルセロナ戦が終わって再びチャンネルはマンU戦へ。自分達の観ていた試合が終わった途端、おっさん達、いやぁ〜ちょっかい出してくる、出してくる。「中国人?」なんてお決まりの会話に始まって、私の指輪に気付いたおっさん「君たちは結婚してるのかい?」 あんね、私おっさんにはモテんのよ。特にヨーロッパと西アジア系…なんて、おっさん限定なのが悲しいかな…。でね、ここで「うんにゃ」なんて答えようモンなら絶対絡まれる!と危機感を抱いた私は「うん。」なんてサラリと流そうとしたんよ。するとおっさん、目の前に座ってた別のおっさんを指差して「コイツがオレのパートナー」 …オォ、そうでしたか。そしてやたらと「盛り上がってる?」なんて聞いてきて、ダンスを強要(笑) 嫌だ、嫌だ、絶対踊ってなるものか…!!で、今までの経験から編み出した一撃必殺のあしらい方。ほれ、ウィンクじゃ!…すると案の定おっさんたちデレデレ。…。で、フットボールの方は…と言うと、0−0のまま試合終了。相方を試合に集中させてあげようと、おっさん軍団の攻撃を一手に引き受けてた私はちょいと不完全燃焼。アァ…。
で、私はもう1杯ビールをオーダーしようと席を立つ。…と、おっさん軍団のひとりが、おいでおいでしてんのよ。で、渡されたのはくしゃくしゃの£5札。「これで買いな。」 …!おっさん…!!…いただきます(涙)
その後もおっさん軍団の攻撃にめげそうになりつつもビールを飲み干して、再び席を立つ。おっさん軍団にもう1度ビールのお礼を言って帰ろうとしたんよ。で、テーブルに近づいて行くと、もう熱い抱擁とキスの嵐。あっ、もちろん忘れちゃいけないのが「byおっさん」という事実ね。アァ…。相方もそこら辺のおっさんたちと握手、握手、握手。
すると「またおいで。」なんて言ってくれる、さっきのフットボールをこの上なく嫌うおっさん。けどね、うちら次の日にはベルファストを出る予定だったんよ。で、ちょっと名残惜しさを抱えつつそのことを伝えると、おっさん…「いつでも大歓迎だからね。今度はともだちも連れておいで。」
…聞いちゃいねぇ。
ありがとう、けどね、明日ベルファストを発つの…
すると、おっさん…「またおいで。いつでも大歓迎だから!」
またしても聞いちゃいねぇ。
そんなこんなで、また来る約束をしたのかしていないのかわからない内にお別れ。なんだか涙が出そうになって慌ててバイバイしたっけ。ありがとう、おっさん…知らない人とチャンネル権争いをするっちゅー貴重な経験を…ありがとう…
■追記
「のまど」をご覧のみなさん、もしベルファストへ出かけることがあったら…インターナショナル・ユースホステル前のTHE ROYAL、是非是非どうぞ〜。おっさんたちの熱い歓迎が待ってるはず。
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