The really happy person is one who can enjoy the scenery on a detour.
2006'02.09.Thu
水の価値
さてさて、今日はお天気の話。イギリスはご存知の通り、独特の天気が特徴やねぇ。朝カーテンを開けて「やった!今日は晴れだぁ〜」なんて出掛けると、Rainbowいきなり雨…なんてのはよくあることだし、気温だって一日の中でもコロコロ変わる。そして雨上がりには、晴れ渡った空に虹が…。「さっきまでの雨は何だったん?」なんて振り回されるのはさすがにもう慣れっこだけど、虹も見飽きるぐらい慣れっこ。感動がなくなっとる…。

イギリス人は天気の話をするのが好き。ハローなんて挨拶を交わせば、次は十中八九天気ネタ。「寒いね〜」やら、時には雨の日に「いい天気ね!」なんて皮肉を言って笑い飛ばしたりもする。でもって、ヤツらは傘をささんのよ。私はいつもバッグの中に折り畳み傘を忍ばせて、いつ雨が降ってもいいように備えてるんだけど、イギリス人は小雨なら…ってか大抵の雨だったら平気で外を歩き続けるし、ビショビショに濡れながら歩く人を見るのも日常茶飯事。だから彼らにはフード付きの服やウィンドウブレーカーは欠かせないし、だからきっと若ハゲが多いんよね。あぁ恐い、酸性雨。

ところで、今年のイギリスの冬は、なんともらしくない天気が続いていたんよ。…と言うのも、なんたって雨が少ない。いつもの冬なら、暗くてジメジメして寒くて…って3拍子揃ったイギリスのお天気、今年は体感だけど例年よりあったかいし、ドライな空模様。

でね、昨日スーパーに買出しに行って、重い荷物を抱えながらバスを待ってたんよ。たまたま隣に腰を掛けたおばあちゃんと、しばしお喋りを楽しみつつ。そうそう、あのね、イギリスでは列が前後になったりバスや列車で隣り合わせになった知らない人と、けっこう世間話をするもんなんよ。で、私ったらそのノリで日本に帰ったもんだからさぁ、こないだなんて冷たく苦笑いされてばっかだったぁ〜(涙)

おっと、話は戻る。おばあちゃんと私のお喋りは、相変わらず天気のことだったんよ。「今年は雨が少ないよね〜」って。Rainy cityそしたらおばあちゃん。「他の国では水が足りなくなることもよくあるらしいじゃないの。」だと。去年の夏、日本では四国地方の水不足が深刻だったよねぇ。野菜の値段が高騰したり、日本じゃ水不足って結構深刻じゃんか。で、私たちは水の大切さをしみじみと語ってたんだけど、おばあちゃんたら「こないだテレビで観たんだけど、他の国ではシャワーの水をガーデニングに使うらしいのよ。これ、すごくいい案だと思わない?私たちだって水をリサイクルすべきなのよ。」だって。

えっ…今さら?だってさ、日本だともうちょっと水のリサイクルってまかり通ってない?風呂の残り湯を洗濯に使ったり、学校のプールの水はスプリンクラーで撒いたり。小学校のときは、米のとぎ汁をアサガオにあげたりもしたし。けど、おばあちゃんがすごく名案のように話すもんだから、私も思わず「うんうん、そうだよね、それがいいよね」なんて相槌を打つ。でも、私…迷いつつも勇気を出して言ったんよ。「いや、それ結構日本の家庭じゃ当たり前。」

すると、おばあちゃんも負けとらん。最強のカウンターブロー。「そうよね、けど私たちにはそういうシステムがないのよ。なんたって水不足に困ったことなんてないもの。」 …納得。結局今週は雨の日が多いし、いくら異常気象、異常気象言われる近年でも、いっこうに変わらないイギリスのジメジメな冬。イギリスで余り余ってる水を、どうにかして水不足の国々におすそ分けできないでしょうか。



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