The really happy person is one who can enjoy the scenery on a detour.

2006'02.08.Wed

本当の意味
♪ばれぇんたいんでぇ〜きーっす♪ あ〜最近頭ん中にはもっぱらこの歌が(笑)
もうすぐバレンタインデーやねぇ。女性はドキドキ?それとも「あぁ〜アイツにも義理チョコやらんと」なんて憂鬱?男性もドキドキ?それとも「1個ももらえなかったどうしよう…」なんてヒヤヒヤ?日本も今ごろはバレンタイン商戦真っ只中やねぇ、きっと。私も日本にいたときは、女友達と手作りのお菓子を交換したり、バイト先の男の子たちに義理チョコを用意したり、何かと大変だったなぁ…。

バレンタインもちろんイギリスも先月から盛り上がっとるよー。街のショーウィンドウは、チョコレート屋さん、カード屋さんのみならず、お洋服屋さんや雑貨屋さんまでもがギフトをズラリと並べてあちこち真っ赤。私は…と言うと今年はまだ考え中。本当は張り切ってケーキを焼いてみようと思ったんだけど、うちにはケーキの型なんてないのよー…ってそれはまだいい。が、その上泡立て器も計りもないんよ。別に買ってもいいけど、たった1回の為にアレコレ揃えてもなぁ…。

と言うのも、いくらイギリスに来て料理が出来るようになったとは言え、相変わらずお菓子作りは苦手。普通の料理だったらアドリブ連発でも、目分量でテキトーに調味料を入れても、結局はそれなりの味に仕上がるじゃん?よくお菓子作りが得意な人は「レシピ通り作ればいいだけだよ」なんて言うけれど…それがいちばん難しいんじゃんけ。今までだってレパートリーを増やそうと思って何度もレシピ通りやってみたけれど、どうしても上手くいかんのよねぇ〜。

…なんて個人的な理由付けがひとつ。そしてもうひとつ。イギリスでのバレンタインデー、日本のとはちと違うんよ。なんたって日本じゃ「バレンタインなんてお菓子業界の陰謀じゃー!」なんて人がいるくらい、チョコを送るのが習慣になっとる。でもってそれは必ずしも女→男っちゅー、女の子がチョコと一緒にラブを伝える日で、しかも日本らしく職場や仲間内、家族にも配って回ったりするじゃんか。けどね、イギリスではまずホワイトデーなんか存在せんのよ。バレンタインデーだけ。…って言うと「えぇ〜女はあげっぱなし!?」ってなりそうだけど、イギリスのバレンタインデーは女も男も互いに想いを伝え合う日なんよ。

チョコレートに限らず、カードを送り合ったり、素敵なレストランでディナーを一緒に楽しんだり、その伝え方もいろいろ。そしてそれこそ義理チョコなんて存在しないし、バレンタインデーは老若男女みんなのもの。街で見かける手をつないで歩いてるおじいちゃんおばあちゃんだって、バレンタインデーはふたりでロマンティックに過ごすだろうし、子持ちの夫婦は「その夜は子どもを預けて二人っきりで過ごしましょ」なんて、おめかしして出掛ける。

ほうら、イギリスのバレンタインデーは日本よりも断然「愛の日」って感じでしょー。でね、一回本当に素敵だなぁ〜と思って見てたのがね、会社帰りのスーツ姿の男性が花屋さんで一生懸命品定めしてたんよ。店員さんとのやり取りも、「彼女のイメージは…」に始まって、「彼女は何色が好きだ」とか「これはいい香りだ」「花言葉云々…」。リボンの色もすっごく悩んでて、この彼の姿をビデオにでも撮って(笑)彼女に見せてあげたいと思った。

いや〜、ラブって本当に素敵。一生懸命相手のことを思ってサプライズを企画したり、プレゼントを選んだり…「あぁ、人間ってなんて素晴らしいんだ…!」なんて、これまた涙出そうになるもん。(大袈裟?(笑)) …なーんて、今年はうちの相方、何もナシなんだけどね。