The really happy person is one who can enjoy the scenery on a detour.

2005'12.10.Sat

母ちゃんのクリスマス
昨日はクリスマスディナーだったんよ。こないだの記事で言っていたように、みんなそれぞれにお料理の役割分担があって…って、ほんとはあったはずなんだけど、フタを開けてみれば結局いつも通り。

ぐーたらな我が家でも比較的やれば出来る子たち、このチームは我ながら頑張ったんよ。(え?私もこっちのチームなのかって?決まっとるじゃんけ(笑)) けど、一方やらない子チーム。ヤツらは本当に何もやらんかった。あ、やったか。お皿出した。フォークとナイフも出した。…。

で私は今回、予定通りスープを作ったんよ。完成形のイメージのみを頼りに作り上げた、その名もクラムチャウダー風コーンクリームスープ。本当はちゃんとパイでフタして出したかったんだけど、オーブンがターキーでフル稼働してて、結局断念(泣) しかも、コトコトコトコト…じっくり煮込んでいくなんて素敵な感じでもなく、4つしかないコンロの取り合い。ちょっと目を離すと火から下ろされてるから、なかなか油断できん。 かなり熾烈なポジション争い。

でね、前に言っていたように、うちの子ら好き嫌いが多過ぎて多過ぎて、私は前々から勝手に「これはいかん!」っちゅー危機感を抱いてたんよ。だから今回の私のテーマは、クリスマスっちゅーより「いかにしてヤツらにトマト(いちばん不人気)を食べさせるか」

キッチンではオニオン、ポテト、コーン、ベーコンに紛れ込ませて、お鍋にポトンっとトマト・イン!!…誰も見てないな?ニヤリ。なーんて。それでも、わざわざトマトベースのスープじゃなくてコーンクリームにして、皮も湯剥きして、種も除いてちっこくちっこく切って、ひたすら食べやすく食べやすく…って、なんか涙ぐましい。

そして、もはや母ちゃんじゃんけ。てかイギリスの母ちゃんがこういうことをしなかったから、ヤツらの好き嫌いが多いんじゃ。イギリス人って大人でも簡単に嫌いなものは残すし、日本の母ちゃんたちと違っていろいろ工夫して食べさせることもしなそう。で、「絶対食べさせる!」と息も荒く立ち上がったのは私。今夜こそヤツらの口にトマトが入るところを見届けてやる。

…と思ってたのに、どこからか私のスープにはトマトが入っているっちゅー情報が洩れた。トップシークレットなのに。寂しいテーブル(笑)すると予想通り、ニックが「トマト入ってるんでしょ?食べないよ」なんてごね始める。「ちっちゃいやつだから食べてみなー?」なんて説得するも、「小さくてもトマトの味はする」

が、「大丈夫!コーンの味が消しちゃうから」「私が作ったスープを食べれないっちゅーんか!?」「食う前にガタガタ言うんじゃないっ!」なんて徐々にヒートアップする私の説得に押されて、結局は「じゃあ食べてみるけど、もしトマトの味がしたらそれ以上は食べないからね。」 …なかなか頑固よのう。

ニック: …おいしい。
けい: ほんと?
ニック: スープがね。トマトはまだ食べてない。
けい: 食べて食べて♡


ニック: トマトの味がする。

…涙。結局ニックのトマトは全て私のお皿へ。それに紛れてサラのトマトもクローイのお皿へ。…悲しい。